2012.04.13
民自公、一部修正に合意
政府が今国会に提出した「障害者総合支援法案」について、民主・自民・公明の3党は12日、一部を修正することで合意した。来週にも衆院厚生労働委員会で審議入りし、今国会で成立する見通しが強まった。
この法案は、障害福祉サービスを定めた今の障害者自立支援法を改正し、名称も変えるもの。障害者の範囲に難病患者を加えることなどが柱で、2013年4月1日の施行をめざす。
障害者が受けられるサービス内容を決めるもとになる「障害程度区分」が、知的・精神障害者の状態を十分反映していないとの指摘があるため、3党はこの部分を修正することで合意。支援の必要度がきちんと反映されるような認定の仕組みを作り、名称も「障害支援区分」として14年4月1日から実施するとした。