2014.08.20
第37次国会請願署名・募金
ご協力の御礼と請願審議の結果のご報告
この度は、きょうされん第37次国会請願署名・募金にご協力いただき、誠にありがとうございました。みなさまにご協力いただきました請願署名について、国会での審議経過と結果をご報告いたします。
全国でご協力いただいた請願署名は118万筆あまりとなりました。過日、衆議院・参議院すべての国会議員を回り、紹介議員となって国会に提出していただけるよう依頼してきました。結果、259人の国会議員によって両院に紹介され、いずれも厚生労働委員会に付託されました。この紹介議員の数は前回を大きく上回っています。
奈良県選出国会議員は、前川清成議員(参・民主)、田野瀬太道議員(衆・自民)、馬淵澄夫議員(衆・民主)の3人が紹介議員となっていただきました。
その後、与野党の厚生労働委員を務める議員に対して、採択に向けての協力を打診してきましたが、6月20日に開かれた衆議院厚生労働委員会では保留、また参議院厚生労働委員会は不採択となりました。採択されなかった理由については、特段の説明はありませんでした。118万人が賛同したものをたった数分の審議で採決するという国会のあり方については、大きな憤りを感じます。請願の扱われ方については、今後、改善を国会に求めていく所存です。
なお、みなさまからいただいた募金は、全国で3600万円あまりとなりました。今請願運動のグッズ資金、また各地から国会議員会館での請願行動に駆けつける交通費などに使用させていただいています。
請願結果は大変残念なものとなりましたが、与野党から多くの紹介議員が出て、骨格提言に基づいた総合支援法見直しを求める願い、それを支援する市民の期待を多くの国会議員には伝えることができました。支援いただいたみなさまに改めて心からのお礼申し上げますとともに、今後とも引き続き、私たちの運動にご協力いただきますよう、なにとぞよろしくお願いいたします。