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2009.07.23
★初めての意見陳述、勇気を与える原告小山冨士夫さんの訴え★
7月14日奈良地裁で第1回口頭弁論がおこなわれました。70の傍聴席は満席でした。最初に竹下義樹全国弁護団長の陳述があり、続いて原告の小山冨士夫さんが、コミュ二ティーワークこッからでの紙すきの作業を誇りを持って語り、仕事をして給料をもらい、自立するために働いているのになぜ障害者だけが利用料を払わなければいけないのか!と訴えました。
月13000円の工賃と障害年金、年老いた父からの援助で苦しい生活を送っている実態も話し、傍聴にきていた多くの障害者に勇気を与える陳述でした。その後、奈良の佐々木育子弁護士が、下市中入学拒否事件にも触れ、違憲・違法の根拠を示しました。
★100人もの心強い応援団が! 熱気あふれる報告集会★
会場にはカラフルな寄せ書きや、手作り横断幕が掲げられ、全国及び奈良弁護団が今裁判の要旨をわかりやすく報告。原告小山冨士夫さんも「緊張しましたぁ」とホットな感想を述べました。
その後はフロアから、視力、精神、知的のメンバー、家族、民医連、市教組、奈良教育大研究者など次々と発言がほとばしり、「僕も原告になります!」と力強い決意も上がって熱気に包まれました。
次回、第2回裁判の期日は9月14日(月)10:30と決まりました。