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2008.06.10
『共同作業所のこころと実践』 立岡晄 著 1,500円
5月24日のきょうされん奈良支部総会でも講演してくださった、きょうされん前理事長である立岡晄氏の本が全障研より出版されました。
34年の実践を通して、共同作業所の果たしてきた役割や、これから取り組むべき課題が、きょうされんの30年の歩みとともに書かれています。
自立支援法が施行され、障害のある人をとりまく環境は、厳しい状況ですが、その中でこそ本来大事にしようとしてきたことに立ち返ること、”仲間が主人公”をつらぬくことの大切さが、たくさんつまった1冊です。
☆書籍のお問い合わせは・・・ きょうされん奈良支部まで
全国障害者問題研究会発行 月刊「みんなのねがい」で連載され、大好評となった、前きょうされん理事長 立岡晄氏のあたたかくも力強い随筆集。
大幅な加筆に対談・寄稿を合わせた、いのち太らせる実践のすべて。
「明日がみえてくるような実践を集団の中でつくりたい。
一人ぼっちは絶対だめなんです」
立岡氏は滋賀に根ざして30余年間、そして現在も、「いのち太らせる」実践を続けています。
障害のある仲間のねがいに学び、その原点を貫くこと。
大きな夢を語り、地域に打って出る!
マイナスをプラスに変えよう!
-----「具体的で感動的でわかりやすい」と大好評だった連載当時の本文に、
「いま(2008年当時)」の、思いを加筆してお届けします。
【共同作業所のこころと実践】
共同作業所は、いのち太らせるところ
実践ってなんだ
困難なときどうする
マイナスをプラスに
大きな夢を語ろう
地域に打って出よう
【主な目次】
序章.マイナスからの出発
1.「あした」が見えた、和子さん
2.生まれかわったしげやん
3.よしえさんの大粒の涙
4.和みや弁当と美奈子さん
5.幸恵さんの老後
6.ヒトミさんと障害者自立支援法
7.”仲間が主人公”をつらぬく
8.21世紀初頭、解決しなければならない課題
9.薬師寺三重塔に学ぶ
10.ノーマライゼーションを地域に
補章.最重度といわれた信明さんから託されたこと
対談.加藤 直樹・立岡 晄
----この子らを世の光にできる地域づくりを
寄稿.藤井 克徳「立岡実践に学ぶ」
第8章.作業所の近未来像を探る
● 全国障害者問題研究会出版部
● 著者 立岡 晄
● A5判 126ページ(写真:豆塚 猛・編集:薗部英夫・撮影協力:ひかり福祉会のみなさん)
● 初版発行日 2008年6月10日