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3月18日、きょうされん国会請願行動を行いました。例年は5月の国会終了前に行うのですが、今年は国会運営上の諸事情により、2ヶ月ほど前倒しで署名活動・募金活動最中に行うこととなりました。奈良県からは、藤井(全国理事)・狩野(職員)・小嶋(利用者)・麻(支部代表)の4人が参加しました。
障害者自立支援法の内容が二転三転する中、今回の要望書では、(1)自立支援法に関しては、一旦廃止と新たな総合法制度の整備等、(2)障害者権利条約の批准承認は、国内関連法の見直し整備を担保すること、(3)障害者基本法の改正について、(4)日本の社会保障関連予算のGDPに占める割合特に障害分野を欧州先進国並みに引き上げる、の4点があげられました。
請願活動は、10:00〜12:45の間に議員事務所を訪問するのですが、奈良県出身の国会議員のほとんどの方々が本会議に出席しているとのことで、9人とも秘書の方の対応となりました。利用者を代表しての参加となった小嶋から、署名用紙と要望書、更にこッからの利用者が書いた要望書を手渡しました。どの秘書の方も丁寧にお話を聞いて頂き、快く署名用紙を受け取って頂きました。12:45からのまとめの会では、多府県の事情を聞く際に絶対に受け取らない議員の方がいらっしゃることを知りました。しかし、諦めることなく現場での仕事を着実にこなしていく中で法と現実の矛盾を伝え続けることが、障害者福祉の向上に繋がるものと思います。
職員・利用者が恊働で福祉の充実・拡大を目指して活動をしていきたいと思います。また、障害を持たない方々からのご支援・ご協力もなくてはならない力です。今後ともきょうされんのご理解をよろしくお願いいたします。 (たむたむ荘 麻 まり)