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奈良県障害福祉課と懇談
薄氷がはるほどの寒い日でしたが、12月15日のがんばるデーに34人もの利用者・職員が集まりました。時間にすると約60分。限られた時間の中で要望書の提出と、切実な願いを奈良県障害福祉課の方に伝えました。
特に「職員不足」は利用者、職員どちらからも意見が出ており、「支援を受けたくても受けられない」「支援したくてもできない」、まさに日本の福祉は悪循環の中にいるのだと感じました。
65歳(介護保険移行)の問題や、グループホーム(設置数を増やしてほしい)の問題、精神障害者に対する割引の適用、バス優待券を市外にも利用可能にしてほしいなど、涙ながらに訴える利用者もいます。職員も働く環境の改善を訴えました。
今回は代表として34人でしたが、このように声を届けること、それを継続していくことは決してやめてはいけないものだと思います。
県の方は「理解の普及」が進めること、関係機関と連携を図っていくと答えてくれました。
懇談の機会をもうけて頂いたことを感謝するとともに、この切実な願いを真摯に受け止めていただき、より良い社会を共に目指していけるよう期待しています。
私たちも歩みを決して止めません!
近鉄奈良駅前で街頭署名
ちょうど、年金引き下げ反対運動で、年金者組合、労働組合、社保協などの団体が協力してスピーチやビラまきをしていました。
私たちも、マイクをお借りして、障害者福祉の現状や、利用者による声を街ゆく人に届けました。
利用者、職員が一緒になりちらしの1枚1枚を丁寧に、署名のお願いを道行く人に心を込めてお願いをしました。
署名 84筆
募金 2,208円 が集まりました。
協力いただいたみなさん、ありがとうございます。