来年の2024年8月3日~4日、全国障害者問題研究会(全障研)の全国大会が奈良で行われます。続いて2025年には、きょうされん全国大会が奈良で予定されています。
全障研ときょうされんが一致団結して、2年連続の両大会の成功に向けて準備企画段階から協力体制を組んでいます。
全障研は、大会に向け実行委員会を立ち上げ、プレ学習会を続々と企画され、きょうされん奈良支部からも積極的に参加しています。
【第一回の大会プレ学習会 参加者の感想】
きょうされん奈良支部も協力する「全障研2024年奈良大会」に向けて、第一回準備委員会とプレ企画の学習会「読みとけば見えてくる自閉症児の心と発達―ことばの育ちと偏食指導を中心に―」が8/27(日)に奈良教育大学付属小学校で行われました。
準備委員会では大会テーマや大会準備組織に関する説明がありました。大会運営については、早期からの手配・準備などきょうされんの全国大会にも重なるところがあり、大変参考になりました。
学習会には小学校で自閉症の子どもの支援をされてきた熊本勝重先生をお招きしました。講義から、自閉症の子が人との関わりの中で成長していく様子が伝わってきました。個人的には熊本先生の「言葉が出ない子もいる」「話させようとせず伝えたい言葉が出るのを待つ」というお話が印象に残っています。障害のある人と関わる際、本人の思いを支援者の都合で話させようとしていたかも…と気づかされました。
他にもたくさんの学びがありましたが、これで終わりにせず、今後の実践に活かしていきたいと思います。
(障害福祉サービス事業所りべるて 松山恵)
以降、第2回プレ学習会は、10/9(月・祝)
「知ろう 学ぼう 国連・障害者権利条約 総括所見」
講師:越野 和之さん、深谷 弘和さん
第3回プレ学習会は、11/23(木・祝)
「障害のある子どもの発達的理解」 講師:富井 奈菜実さん
と続きます。ご興味ある方、お問い合わせは全障研奈良支部かきょうされん奈良支部まで。