画像クリックで拡大
「ふきのとう」 参加レポート②
二日目は、利用者は、大会の利用者分科会に参加しました。
Mさんは「健康」の分科会に参加して、
「自分が毎日運動をしている事」や「食事なども気にして食べている」など話されたそうです。
Hさんは「コミュニケーション」の分科会に参加して、「自分は幻聴があり調子が悪くなる事」を話すと他の人も幻聴や妄想があると言う人もいたと話していました。
「私だけではないと知りました。他の人も色々悩みがある事も知りました。」と教えてくれました。
職員2名は視察観光で陸前高田(震災学習)に参加しました。
旧道の駅を教えてもらい「線がある所まで津波が来て、そこに3人取り残され
寒い中、救助を待った」など教えてもらいました。
私が一番印象に残ったのが「気仙沼中学校」です。
中に入るともう言葉は出ませんでした。
生徒が使っていた椅子や学生服が天井にぶら下がっていたり、海から流されて牡蠣の殻が3階の教室にいっぱい落ちていたり、どこからか流されてきた家庭用の冷蔵庫が教室の中にあったりしました。津波が来る前に生徒全員が避難できたと聞き当時の
校長先生が以前から色々避難場所など調べ毎年避難訓練をしていたそうで生徒も
スムーズに避難できたと聞きました。
2日目のホテルは仙台でした。夜ご飯はホテルで食べ部屋に戻ると、テレビのニュースで「きょうされん全国大会」が開催されたと交流会の映像などが流れていたのを見ました。
3日目は空港でゆっくり買い物をしました。飛行機に乗り途中で、富士山が見え、HさんもMさんも、「あそこ~あそこ~見て富士山に雲がかかってる~」など、
すごく喜んでいました。
本当に楽しい2泊3日でした。「最初は不安もあり行くのも迷いましたが行って
良かった。本当にありがとうございました。」と話されていました。
第45回 きょうされん全国大会inいわて・東北 テーマ
「ここから つたえ つなぎ あしたを生きる―東日本大震災から11年目の
『ありがとう』を全国に。震災の真実と教訓を未来(あした)へつなぐ―」