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雨風が吹き荒れた12月3日、今年もがんばるデーがやってきました。きょうされん奈良支部からは35人の利用者とスタッフが集結し、県庁へ要望に向かいました。
きょうされん奈良支部からの要望書は支部長の麻まりが読み上げ、<国に対し>
(1)新法成立には当事者などの声を反映させる
(2)応益負担を導入しない (3)日払い制の撤廃
(4)区分認定の見直し (5)障害者福祉関連予算の増額と基盤整備
などを要望すること。
<県に対し>
(1)県独自の利用者負担軽減措置 (2)施設・事業所が適正に運営できるような独自策と人材確保支援
(3)地域活動支援センターの補助増額 (4)小規模作業所の移行までの補助維持
(5)障害者事業所に官公需の優先発注と振興センター補助金継続
(6)グループホーム、ケアホーム家賃補助と複数支援体制のための加算措置
(7)事務量増加に対する人員配置・経費補填策 (8)相談体制の充実
(9)地域生活支援事業の利用者負担の実態をつかみ、非課税対象者は無料とするよう指導・援助
などについて要望しました。
当事者からも意見が続々!!
利用者部会準備会からの要望書は代表の利用者4人が読み上げ、働くこと、暮らすこと、まちづくりなどについて要望しました。その後は次々と利用者から手が挙がり、日頃施設でがんばっていることや、「工賃をあげてほしい」といった希望、それぞれの生活の中で困っていることなどを思い思いに伝えていました。
県障害福祉課の古市課長からは、要望に対して、「工賃アップのための取り組みは行っている。また、グループホームやケアホームなどの生活の場を増やせたらと考えている。また、ずっと途切れない相談体制を考える取り組みなどもはじめている」など、現状の説明がなされました。
最後に、藤井正紀からは、「当事者の声を聞く活動として、利用者部会の準備会を立ち上げている。県の皆さんにも是非、利用者や我々の生の声を聞く場をこれからももってほしい」と締めくくられました。(大田雅子)
第34次 国会請願署名・募金運動が始まりました!
2011年5月26日に行なう国会請願に向けて、署名・募金運動が始まりました。署名200万筆、募金7000万円を目標として取り組んでいきます。2011年の通常国会では障害者基本法の改正が、2012年には障害者総合福祉法(仮)の上程が予定されている、重要な時期となっています。「障がい者制度改革推進会議」や「総合福祉部会」への大きな後押しとなります。ぜひ、皆さんのご協力をお願いします。
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