昨年の選挙において民主党に政権が交代し、障害福祉の分野では今までにない局面を迎えています。「わたしたち抜きに、わたしたちのことを決めないで」をスローガンに、障害者自立支援法に代わる障害のある人たちがいきいきと働き暮らしていけるような新法の制定を目指しての運動です。
今回の請願署名では次のことを訴えます。
<今年も国会請願署名・募金運動が始まりました。>
(1)障害者自立支援法を廃止して応益負担・日払い方式をなくしてください。
そして、私たちの意見を聞きながら、障害のある人全員が使える新しい制度・仕組みをつくってください!
(2)小規模作業所や地域活動支援センターを含めて、利用者や職員が安心して通い働くための仕組みを新しい法律の中で決めてください!
(3)障害のある人たちが誰でもどこでも、働きながら地域で生活できる仕組みや場所をしっかり作ってください!
(4)新しい制度・仕組みは世界中で目指している障害者権利条約の内容でつくってください。また障害者関連予算を大きく増やしてください!
尚、集まった署名は請願として国会に提出する目的以外には使用する事はありません。大事にお預かりして、5月25日(火)に国会請願行動で国会議員に会って直接手渡し、紹介議員になってもらうようお願いに行きます。
募金については国会までの交通費・国会請願運動の資金・きょうされんの活動資金として有効に利用させていただきます。
この取り組みの主旨にご賛同・ご協力いただける場合は同封の署名用紙にご記入の上、お手数ですが奈良支部事務局まで郵送いただくか、本誌裏面にあるお近くの奈良支部加盟団体までお持ちいただけると幸いです。郵送いただきました場合、郵送代は後日切手でお返しさせていただきます。
今回の国会請願運動は障害のある人々の暮らしと今後のゆくえを左右するとても大事な取り組みです。是非皆様のご協力をお願い申し上げます。(ふゅーちゃー 竹田悦子)