「哀しみに ふるえた夜に 同じ月 誰かが見てる ひとりじゃないさ」
この歌を詠まれたのは、社会福祉法人萌 ふれあい工房に通う遊太郎さん(37)です。
「眠れなくて、ふと窓の夜空の月をみた時、『同じ想いで見ている人がいるに違いない。この月は一人だけのものでなく、みんな月を通して、誰とでもつながれるんだ』って思い、そんな想いをこめて詠まれた歌とのこと。少しの時間、お話しを伺いました。
趣味はなんですか?
音楽鑑賞と短歌や詩を書くことです。「遊太郎」というニックネームで活動中です。読者様の中でご存知の方がおられれば、嬉しいです♫
きょうされんのどんな活動に参加していますか?
ふれあい工房でTOMOの封入作業に携わったり、きょうされん支部ニュースを編集していた時は編集作業にも携わっていました。
そうです!数年前、TOMOの「人・ひと・ヒト」に載ったことがありました。あの頃は、「痩せててかっこよかったのになぁ〜」・・・ウソです(笑)
今後してみたいことはありますか?
もう、一日を過ごして床について寝るまで一心不乱に病と闘っていて…、毎日ふれあい工房に行って帰ってくるだけで精一杯です。
読者に伝えたいことはありますか?
苦しい入院生活後、家族や仲間、主治医、ケースワーカーさん、萌のやさしいスタッフの方々等、色々な人に助けてもらいここまできました。これからは、お世話になった方々に恩返ししたいと思っています。
ここで、作品PRです。過去10作以上の作品を出していますが、少しでも私の活動を知ってもらいたく、ご紹介します。短歌の創作活動は今年7周年を迎えます。5周年を記念して作った「総合編」は、1部300円で販売中です。問合せは、ふれあい工房へ。