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今回は、いつも奈良支部ホームページのニュースを更新して下さっている、たけのこ園の利用者の原(はら) 洋幸(ひろゆき)さん(39)にお話を伺ってきました。原さんは、たけのこ園に通所して7年間、印刷工房でパソコンを使った作業を担当されています。7年間、休んだことは1度、けがをしてしまったことだけだという元気印の原さんです。印刷工房では、名刺を作成したり、業者さんからの依頼でチラシを作成したりといろんな作業を14人の利用者さんが得意分野を活かして分担しているそうです。皆さんそれぞれのパソコンの前に向かっているにもかかわらず、穏やかな笑顔の溢れる場所だな、という印象を受けました。
また、依頼主さんとのやりとりも、皆さんでされています。インタビュー中にも、お客さんの依頼を丁寧に受けて、他の利用者さんに伝えておられました。「この仕事は間違えて落ち込むこともあるけど、楽しいです」と、素敵な笑顔で答えて下さいました。
原さんは、幼い頃からパソコンでチャットを楽しんでいたそうです。パソコンの魅力は素早く情報を確認できたり、自動的に計算してくれたりするところだと話されていました。
そんな原さんの夢は、パソコンの先生になることだそうです。今までにもパソコン検定準2級などの資格をお持ちですが、10月にはITパスポートという国家資格を取得するために、勉強されています。趣味はサッカー観戦やバドミントン、ゲーム、アニメ、音楽鑑賞など多趣味です。サッカーは京都サンガのファンで、京都に試合を見に行くこともあるそうです。しかし、今は試験のために休日も勉強に費やしています。
分厚い参考書は、私には言葉すら理解できない難問ばかりでしたが、是非頑張っていただきたいです。そして試験終了後、たくさんの趣味を楽しんでいただきたいな、と思います。(奥村恵理)