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子どもの絵を10倍たのしむ方法
著者 なかがわ ちひろ 発行 理論社 (1500円+税)
絵をかくのは好きですか?初めて絵をかいたときのことを、おぼえていますか?この質問から本は始まります。さて、では皆さんどうですか?どんな絵をかいたかおぼえていますか?なぐりがきだったり、まるがいっぱいでそれぞれに名前があったり、顔から手や足が生えていたり・・・。絵の嫌いな方は、小さい時に「そうじゃないよ、こう描くのよ!」と言われませんでしたか?
色々聞いてしましましたが、子どものかく絵は、発達ととても密接に関係しています。この本はそれをわかりやすく解説してくれています。大人はついつい「ここに花をかきましょうね」「あれ、この絵おかしいね」「丸がかけたね、じゃあ次は四角をかきましょう」なんてこと言ってしまいます。これ、絶対ダメ。 子どもは成長とともに○がかけるようになったり、人をかいたり、絵も成長していきます。おとなのついついを言われた子どもたちは、絵が嫌いになっているかもしれません。 この本はお子さんのいる方、保育など子どもに携わる方に特に読んでほしい本です。内容の紹介はほとんどできませんでしたが、是非、読んでください。とても読みやすい本です。 (杉本 圭)