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今回紹介するのは、「地デジにしたなんて誰がいった!?」です。2011年7月24日、一斉に地デジ化されました。「地デジ化って?」と考えたり知ったりするより前に、今後もテレビを見続けるための対策に追われたのではないでしょうか。中でも、注目したのが「視覚障害者の意見」の項目です。視覚障害者は音声でのみでしか情報を得ることができせん。
しかし、ラジオでは限られたテレビの音声を楽しむ方が多いと言われています。
聴覚障害に役立つ文字放送は充実していますが、視覚障害に向けたケアはあまりありません。「ブレイルメモ」という視覚障害者用のパソコン周辺機器があり、モニター代わりになるものがあります。キーボードには点字を表示する機能もついていますが、1台約44万円です。この本を通して、改めて物事の本質に迫ってみることの大切さや支援者として全体を観る幅広い視点をもつことの大切さを学びました。