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3月13日、奈良県文化会館において、「奈良県生活協同組合連合会」(以下、生協連)と共催で、東日本大震災で障害のある人や支援者を描いた映画「星に語りて」の上映会を行い71人が参加されました。
生協連は、復興支援に向け、燃料・生活用品・お見舞い品など支援物資を届けたり、義援金を寄付したり、福島の子どもたちとそのご家族を奈良県に招く「福島の子ども保養プロジェクトinなら」に取り組むなど様々な支援活動を行われてきました。
2017年に本映画のモデルとなった絵を描いた田崎飛鳥さんの絵画展を開かれたこと、東日本大震災から10年という節目であることから、「星に語りて」の映画上映会の開催となりました。
当日は、田崎飛鳥さんの原画3点の展示や、復興支援活動のパネル展示なども併設し、参加者は上映前後にじっくりと見入ったり、活動の説明を聞いたりされていました。
寄せられた感想
〇今回の映画は東日本大震災における障害者の話でしたが、今のコロナ禍においても
同様のことがあるのではないかと思いました。法律でつながるだけでなく、地域の
つながりが大切だと思います。誰もが取り残されない社会づくりが急務だと思いま
した。
〇人と人とがつながっていく、自分事になることが一番大切なことだと感じていま
す。
〇自分の周辺だけでなく障害を持つ人、しいては被災者全体に目を向けて支援に動い
た方々の大きな愛と勇気は、私の東北大震災のとらえ方をもう一つ深いものにして
くれたと思います。
〇生きていくことにいっぱいいっぱいになった時、周りと支えあって生きていく、そ
の周りに障害者が入っているだろうかということを考えさせられました。