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「きょうされん全国大会inかながわ」が開催されました。会場には全国各地から三千名を越える参加者が集まっていました。大会が始まるまでスクリーンには神奈川の作業所で働く仲間たちが大会テーマの「なかまとつくる みんなのしあわせ わたしのみらい」を笑顔で叫んでいました。ウェルカムアワーでは知的障がいがある友野龍士さんが大きな太鼓に一人で向かい、力強く叩き、その迫力ある鼓動は胸に響いてきました。
開会のあいさつでは、障害者権利条約が批准されたこと、精神科病棟居住系施設転換問題、介護保険優先原則問題、安永さん事件のことが話に出ました。話の後は「みらい宣言☆夢リレー」作業所の仲間たちがステージに上がり、一人一人自分の夢を自らマイクを握って一生懸命自分の言葉や手話で語ってくれました。そのあとは歌手の白井貴子さんが障がいをもつ男の子の手紙に感動し、歌にしたエピソードを語ってくれ、その曲をプレゼントしてくれました。最後は大会テーマ曲をみんなで歌いました。歌と踊りで会場全体が一つになりました。一人一人の力は弱くても、みんなで助け合い協力することでこんなにも大きな力になるんだと実感した瞬間でした。 (中井 雅之)