★きょうされん奈良支部第7回総会報告★
5月24日(土)コミュニティワークこッからにおいて第7回きょうされん奈良支部総会が行われました。記念講演ではきょうされん理事長の西村直氏が『これからの障害施策、道筋をつけるのは私たち』〜障害者福祉の最新動向ときょうされん運動の役割〜のテーマで講演されました。
来賓も4名あり、全障研奈良支部事務局の土橋知幸氏・奈良東養護学校後藤裕美氏・奈良県障害者の生活と権利を守る連絡会会長の平井国弘氏・参議院議員民主党中村哲治氏より挨拶をいただき、ビデオ上映や当事者の方の説明による施設紹介がありました。
会場内にはスペースTAKUの出張喫茶&野菜の販売のコーナーやきょうされんの書籍販売コーナーがあり、野菜販売コーナーでは休憩時間に出席者の方で賑わっていました。途中、議事進行中に霰が降り少し天候が悪かったのですが48名の方に出席していただき、無事に総会が終わりました。(ふゅーちゃー 竹田悦子)
〜総会参加メンバーからの感想〜
私は先日、きょうされんの総会の時に、自分の書いた文章を読みました。大勢の前で喋るということは、普段はほとんどしないので、もの凄く緊張しました。しかもその内容が今現在の、自分の暮らしについてだったので、なんだか照れ恥ずかしい気分がしました。
人前で喋る時の声の大きさは、マイクを使用していたので、そんなに不安ではありませんでしたが、話す時の声のスピードについては、前に周りの方々からゆっくりと読むようにとアドバイスを受けていたので、意識してわざとゆっくり読む事を意識したつもりです。
終わってみて、あんな感じで良かったのか不安に思っています。周囲の方々からは良いお言葉を頂けたので、自分では一応ほっとしています。やれやれ、一仕事終了といった感じです。でも読んだ文章からだと、私はまだまだ、いろんな事を頑張っていく必要がありそうです。焦って早く先へと進んで行っても無理が生じてしまいます。さて、今私は一体これからどんな事を頑張っていくべきなのでしょうか!?(ペンネーム 白ぶどう)
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★きょうされん奈良支部の組織体制がかわります!!★
支部結成以来これまで、月一回の定例会議に全会員から代表が集まり、全国の最新情勢や運動の動向を共有し、奈良支部としての運動や活動を展開してきました。小さな支部として毎月みんなで顔を合わせ、情報交換し交流することは、地道ではあるけれど年度の目標を確実に達成し発展してきた経過からも大変有意義なものでした。
しかし一方で障害者自立支援法となり施設・作業所の運営が厳しくなる中、目前の課題や問題に追われ、全国の運動に主体的に取り組むことが年々困難になっていく実態もありました。そこで今年度から原点に立ち返って、活動の軸足をまず県内にしっかりと置き、それぞれの施設や作業所がより元気になるよう以下の体制で活動することになりました。
◆支部の構成を3つの委員会((1)企画・研修(2)運動・署名・会員拡大(3)事業・広報)とし、全ての会員が必ずどこかに入り役割を明確にすることで主体的に参加できることを目指す。
◆定例会議は隔月とし、役員と各委員会の代表が参加することで県内の状況を把握し情報交換や活動の意思統一を行う。
◆全国理事会や近畿ブロック会議後に役員会を招集し全国情勢やきょうされん運動の最新動向や活動方針を支部全体に伝える。
以上の流れを双方向で行うことで、きょうされん奈良支部への参加がそれぞれの事業所活動への力となり、またそのことが全国の運動の発展につながっていくことを目指します。試行錯誤の1年となるかと思いますが、NEW奈良支部の活動にご期待ください!!(コミュニティワークこッから 古木一夫)