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きょうされん 奈良支部ニュース
4月29日、13:00〜16:00にて支部総会を行いました。今回は、初のリモート開催でした。上手くZOOMを使いこなせるか、始まるまでの時間を緊張して過ごしていました。
毎年恒例のジョイアススクールつなぎの利用者さんたちのオープニングダンスは、工夫した動画で生き生きと躍動的で、楽しさが伝わり、総会を盛り上げてくれました。
記念講演は、「一人ひとりが大切にされること〜きょうされんの魅力を語ります!」をテーマにきょうされん常任理事の山口高志氏が話されました。自身のお母様が始められた挨拶運動がどんどん輪を拡げていったこと
から、呼びかけ合えば笑顔が返る場面が、一人ひとりが大切にされる大きな一歩だと思う、とのお話は感動しました。京都府北部の与謝野海養護学校・作業所づくり運動や、利用者自治会の要望活動などのお話も伺いました。学校開設の3つの理念は、「こびない」「ぶれない」「あきらめない」のきょうされんのDNAにつながっています。自治会活動で、バス会社と交渉しチケット販売を施設でできるようにしたそうです。勇気の湧いてくるお話に、今後の支部活動のあり方を考えさせられました。
支部総会で、新施設のジョイアススクールspaceの紹介がされました。立ち上げから現在の状況を聴きました。作業所立ち上げの際の喧々諤々の会議の様子からは、
開設への心意気がヒシヒシと伝わってきました。Spaceのテーマは、「青春」「のびのび」「バカげたことを全力で」です。「バカげたことを全力で」はジョイアススクールつなぎと同じで、楽しく面白い学校を目指している、とのことでした。今後の活動に大きな期待をしたいと思います。
全国総会代議員も、動画で自己紹介がされました。それぞれの施設の特徴がよくわかるものでした。盛りだくさんで意味ある内容の支部総会となりました。対面での総会であれば、もっと質問も出されて活発な意見交換ができたのでは、と感じました。
(支部長 麻 まり)