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2013年2月11日から、2月16日まで福島県南相馬市にある福祉事業所の支援活動に参加しました。東日本大震災から2年が経とうとする頃でしたが、未だに放射能の影響で立ち入ることの出来ない地区があり、大きく迂回しなければ南相馬市には入れませんでした。その迂回する道中の至るところで「除染作業中」の看板が立てられていました。
相馬市にある事業所は、津波・原発の被害で住む場所を失った障害のある人が震災前よりも多く利用されていました。しかし、施設職員は震災前よりも少なく、多くのニーズに応えきれていない状況がありました。私が派遣された事業所は震災当時6台の車で利用者職員総勢26人で山形県まで避難して行かれました。【注①】
震災前は、畑で大豆を育ておいしいお豆腐を作っておられましたが、今は畑は耕作放棄地か、仮設住宅に変わり農作物を育てることは出来ません。震災後は仕事が激変したため、「南相馬ファクトリー」として、原発周辺の6つの施設が協力して仕事起こしのプロジェクトを行っています。お買い求めはTOMO市で。【注②】
被災した地域に関心を寄せ続けることが長期的な支援に不可欠です。(島 耕治)
注① 詳細は、「あさがおホームページ」でご覧になれます。 http://www8.plala.or.jp/asagao/
注② きょうされんネット販売「TOMO市」は、東北物産展開催中。 http://www.tomoichiba.jp/
(写真(1)仮設商店街の共同トイレの清掃を施設で請負い)(写真②南相馬ファクトリー缶バッジづくり)