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5月21日(土)きょうされん奈良支部2011年度 第9回の支部総会が、奈良市中部公民館で開催されました。来賓の方々も含め45人の参加者が各所から来られました。
まず、前半では支部長である麻氏の開会の挨拶から、利用者部会準備会「あかつき」の結成式がありました。代表の小山氏、世話役の竹歳氏、山根氏からの挨拶もあり、今後の活動としては、交流会や一人暮らしの準備についての勉強会を企画していくとのことです。
そして、第1部の記念講演では社会福祉法人かがやき神戸の副理事長である、松本 多仁子氏を講師に迎え、「よりそい、気づき、支えるために」というテーマでの講演をしていただきました。松本氏はかがやき神戸が現在に至るまでの経緯を実際のエピソードを交えながら、話してくださいました。かがやき神戸は無認可の共同作業所から大震災を経て、法人認可のために、一人でも多くの方に障害者の置かれている状況を理解していただくための運動を行なってきました。運動は作業所・施設の魂であり、実践は作業所・施設の心であると話してくださいました。松本氏は、とても楽しく、活き活きとした話し方が印象的で、聞き手もすごく引き込まれる時間となりました。質疑応答でも利用者の方々から多数の質問が挙がっていました。
第2部の支部総会では、きょうされん全国理事である小針氏の福島県南相馬市での障害者支援・調査活動に参加した報告がありました。写真を見ながらの報告で、実際の壮絶な状況を痛感し、問題意識を持つきっかけとなりました。
そして、2010年度の支部活動の報告と2011年度活動方針、予算、支部役員の案が挙げられ、無事可決されることとなりました。今年度は、東日本大震災の復興に向けての活動として募金活動やチャリティーバザーも行っていく予定としています。