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聖徳太子ゆかり、コウノトリ飛来で有名な広大寺池のほとり、奈良市池田町の町中にアンダンテ農園の作業所はありました。理事長六十谷さんのお宅を間借りして狭いながらも和気あいあいと、米・麦・ブルーベリー・野菜を栽培し、クッキーも作っていました。
そして、利用者も増え、多少なりともやはり手狭になってきました。
「新しい作業所を建てよう！」
梅雨の田植え、夏の草刈り、草引き、秋の稲刈り。棟が上がり屋根ができ、だんだんと形になって初雪のころ、12月完成。みんなと喜びました。
広いなぁ！部屋が、廊下が、更衣室が。ひとり一人のロッカーも。
トイレは5つあり、天井も高いです。
きれいやなぁ！建物はもちろん。作業室から見える景色が、ベートーベンの田園？ 空、風、山、田畑がいっぱい見えます。
いい香りやなぁ。廊下、各部屋、作業室の床が杉板で、とても良い香りがし、ぬくもりがあります。寝転んだり、ストレッチ体操もできます。
これからも力を合わせてたのしく、安心、安全な米・麦・野菜・果樹を
生産していきます。みなさん、一度見に来てくださいね。
アンダンテ農園 山本 康弘
