荒彫塾とは … きょうされん運動の次世代を担う新しい人材育成のための塾です。
35歳までの職員を対象とし、2年の任期です。全国から7名の塾生が集い、夏のセミナー(2泊3日×2回)、きょうされん研修への参加、文献レポートの提出など行いました。
現在、制度改革推進会議の議長代理をされている藤井克徳さん(きょうされん常務理事)から運動論を、また、人権をテーマに朝日訴訟を闘った弁護士さんや、貧困問題で活躍されている「NPO法人もやい」のスタッフの方から歴史や社会構造について学びました。
合宿形式の学習会(夏のセミナー)では、「これからの運動に込める思い」などをテーマにしてグループワークを行い発表もしました。塾生の職場は、精神・知的・重度の施設や、グループホームなど様々で、それぞれの実践の交流と生み出される運動についても刺激になりました。夜の第2,3ラウンドの自主学習と称しての交流も楽しいものでした。
前述の藤井常務や、きょうされんの運動を作り上げてこられた大先輩たちとざっくばらんに色々なことを話せたのも大きな宝物です。
同期塾生が、全国理事や事務局長となって活躍する姿は、私の励みにもなっています。
これからは、職場で、きょうされん奈良支部で力を尽くし、学んだこと、広がった人脈を活かしていきたいと思います。 (コミュニティワークこッから 島 耕治)