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1級 983,100円 ⇒ 973,100円(10,000円減額) 月833円
2級 786,500円 ⇒ 778,500円(8,000円減額) 月666円
国は、10年も前、消費者物価指数(物の値段)が下がったのに年金を下げなかったという理由で、3段階に分けて、2.5%引き下げることにしています。
パソコンやテレビといった大型家電などは、技術の進歩により値段が下がってきましたが、食料や光熱費は値上がりしています。日用品が値上がりしたにも関わらず、高い商品の値下がり幅が大きいため物価指数が下がったと見られたようです。
高齢分野でもこの問題を深刻に受け止め、全国年金者組合が中心
に運動を進めていました。私たちも、年金者組合奈良県本部と共に、
年金引き下げに対しての不服審査請求を行うこととし、組合委員長
に代理人となっていただき、支部の会議に足を運んでいただき学習
と交流を深めながら、協同してきました。
1月31日には、全国で12万人の一斉請求。奈良支部からは、
49人が提出しました。 4月にも1%引き下げられるということ
でしたが、0.7%の引き下げと、縮小されることになりました。
6月初旬、0.7%引き下げの通知書が年金受給者の皆さんのところに届いていると思います。
6月20日には、最初の1%引き下げの不服審査請求「却下」の通知が届いています。
今後は、(1)不服審査請求「却下」に対しての再審査請求(もう一度、受け入れることができないことを表明する)、②0.7%引き下げに対しての不服審査請求(2回も引き下げられるのは納得できないと表明する)の2通りの運動に向けて準備を進めています。
同じ時期に、2通りの運動が重なりますが、障害のある人の生活実態を集めながら施策に生かされるように粘り強く、取り組んでいきたいと思います。