〇7月9日、大和郡山市と「コロナ対策要望懇談会」を行いました。
大和郡山市からは、市民安全課課長、厚生福祉課長が列席されました。
要望書の説明と共に、事業所の状況をお伝えし、各地の対策を紹介しました。
特に、奈良市ではマスク・消毒液を障害者施設に配布(900万円)、入所施設での
感染者対応部屋の確保(600万円)、天理市では放課後デイの利用児童の自己負担免除などについて紹介すると、具体的な質問を出されながら、熱心に聞いていただけました。
7/8、7/9と大雨警報が出されたことにより、休所した事業所もあり、コロナに加えてさらなる減収であること。何らかの補てんや、国に日割り報酬から月額報酬を求めることなども、伝えました。
市民安全課からは、災害対策を担当する課として学校・公民館等で避難所開設する際、障害のある人の個別対応ができる教室・部屋を使えるように事前協議していること、市内の備蓄庫・コンテナ8カ所は災害にも備え満杯でありさらなる備蓄をする
スペースがない、要支援者名簿は「手挙げ方式」であり、数が多い高齢者に主眼が行きやすく障害者支援までは、地域の自治会等の協力が不可欠、など今回の九州豪雨を受けての災害対策にまで話題が広がりました。
→ 大和郡山市9月議会で補正予算が組まれ、市内事業所に2つずつ非接触型体温計が配布されることに決まりました!要望活動の成果です。
〇8月5日、奈良市障害福祉課と要望懇談会を行いました。
部長、次長、課長、課長補佐が参加されました。
「市としてはマスク、消毒液を配布したが、一回だけではなく継続して支給できるようにしたい。」「アルコールジェルは不評だったが、あの時点で入手できるものがなかった。」 というお話をうかがいました。
また、「何かできる事はないか、考えている。生産活動支援のため、市庁舎の屋外での販売会をするとすればみなさん参加していただけるか?」「きょうされんが行っているカタログ販売を定期的に支部で作り配布してみてはどうか?」など市からも
提案やアイデアをいただけました。
協力して考えていきたいという姿勢が一貫して伝わった懇談会でした。
市のみなさんのお手元には、きょうされんが調査し、報道された「コロナ禍での
障害者のはたらく場」の新聞記事(7/15 朝日新聞)があり、私たちのことを「知ろう」として下さっていた事も印象的でした。