2015年2月13日、14日に愛知県の中部国際空港セントレアホールにて、第7回利用者学習交流会が開かれました。奈良支部からは、利用者とスタッフ1名ずつの参加でした。
1日目には第1部にきょうされん副理事長 斎藤なを子さんによる「考えよう、わたしたちだからできること。やってみようわたしたちだからできること。」というテーマで、全体学習会がありました。そこでは、生活保護基準引き下げ違憲訴訟についてや、障害者権利条約について学びました。第2部では利用者部会員による寸劇がありました。分かりやすい説明がありつつ、アンパンマンの替え歌を歌うなど楽しい劇でした。第3部では質問コーナーでした。話題に多く挙がったのは、障害者権利条約で、しかも分かりにくいという内容が多かったように思います。
その後の交流会では、ビンゴゲームやキャンディドロップスという名古屋のご当地アイドルによるライブがあり、皆さんノリノリでとても盛り上がりました。
2日目では分散会があり、4つの班に分かれて前日の意見をもとに、自分たちの支部や作業所での活動を発表し合いました。その後は閉会全体会にて分散会の結果報告があり、利用者学習交流会は終了しました。
今回参加したことで、皆さんとてもパワーを持って生活されていて、一生懸命生きているんだということがひしひしと伝わってきました。そしてこういう意識を共有することがとても大きな力に繋がるんだと思いました。
一緒に行ったメンバーさんも普段とは違う一面を出されて、発表も頑張ってされていました。これからもこういう活動があることを、もっと広めていけたら良いと考えています。 (角谷 淳吾)