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受講生 井上 岳(NPO法人ふぁーちぇ あとりあ)
私は、自分の性格を受け身な性格だと思っている。
きょうされんに携わる際にも、法人として会員となっているきょうされんというものが何なのかよくわからないまま関わってきた。
奈良支部での全国区の情勢報告なども全く分からないままにただ聞き流しているような状態だった。しかし、奈良支部の定例会や国会請願署名活動など関わっていく中で、少しずつだがきょうされんの輪郭を掴んでいった。
それと同時に、今まで何事に対しても自分の無関心さ無知な事にも気づいて行った。
世の中で行われている運動と呼ばれるものは多くあるが、国会請願署名運動にしてもどれだけのエネルギーをぶつけることでどこに対して訴えが届くのか計り知れないものだということを知った。
そこから少しずつ自分自身で情報を取り入れるようになっていった。
何より、情報を自分の目で判断して考え、その考えを発信していかなければいけないと強く感じるようになっていった。
きょうされんは私にとって仕事をする上で、活性剤のような役割を果たしている。
そのきょうされんという団体を荒彫塾でしっかり知った上で人に伝え、関わっていきたいと思った。
【荒彫塾とは…】
きょうされんは次世代を担うリーダー養成を目的に2006年度から「荒彫塾」を開催し、この度第7期を迎えます。
各期、ユニークな個性が集い、みずみずしい感性を磨き、仲間と共に育ちあい、修了後は全国理事や各支部で役割を担っている人たちもいます。
国は、「我が事・丸ごと」地域共生社会として、社会保障を自助・共助へと根本的な変質を推し進めようとしています。
こうした局面に、日本国憲法、障害者権利条約、「きょうされんのめざすもの」をしっかりと捉え、実践・運動・経営の基礎学習を行います。
また、参加者同士の対話を大切にしながら、社会を見る目を養い、障害のある人の権利を守るべく社会に働きかける主体として自覚し、行動していけることを目指します。
第7期はとりわけ実践をみがく力を身につけること、行動することで気づきをえることに、重点を置いた企画とします。
(第7期荒彫塾 募集要項より)