5月23日、第35回きょうされん全国総会に参加しました。13時に始まり、19時に終わるという、とても中身の濃い会議で、きょうされんの一年の振り返りと今後一年、どうしていくかということが主に話し合われました。
この会議は聞きっぱなしではなく、合間に全参加者がグループに分かれ、各都道府県のきょうされん活動の報告や震災支援の報告、どうやってきょうされんの仲間を増やすかといったテーマで話し合う時間がありました。
その中で輝いていたのは、利用者さんの姿でした。ある方は、「利用者の声をもっと表へ出してほしい。職員に言ってもそうか…で終わることがある。声を出すことで運動は広がる」と話されていて、とても象徴的でした。今年、奈良支部で利用者部会が誕生しました。利用者部会の可能性は無限大で、運動を引っ張っていく存在だと感じました。
また、新しいビジョン作りも提起され、2013年から5年間、新しいビジョンでの活動が始まります。全国で、支部でどんな活動をして、どんな運動をしていくか、それがビジョンです。この一年、たくさんの声を集めて作れたら…作る中で希望や夢を共有して運動に繋げられたら…と強く思いました。(山田 歩)